新しい年に代わり10日ほどがたちましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
あらためまして新年を寿ぎ、お慶びを申し上げます。
どうぞ皆様にとりましても笑顔あふれる良いお年でありますように。
さて今年の元旦は神楽殿での奉納を中止させていただきましたが、
金剛流の宗家、若宗家をはじめとして当会の理事による正式参拝を行いました。
金剛流《神歌》、観世流《高砂》の謡を奉納し、国家、皆様の弥栄をお祈りさせて
いただきました。今年こそは無事に薪能が開催され、長い間守られてきた伝統が
継承され、豊かに育まれた伝統芸能が皆様の喜びとなりますよう。
新年に期するものは数多あれど、まずは一日一日を丁寧に生きることから始めたい
と思います。今年は京都能楽会設立80周年ということで関連企画を2月、3月に
考えておりますので、おつきあい頂ければ幸いです。